米袋に穴が!?お米のネズミ対策は「保冷庫」の導入がおすすめ

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ネズミによって家屋や倉庫に保管している米袋が食い荒らされてしまったことはないでしょうか?

米や小麦などの穀物はネズミの大好物であるため、食害に悩まされる人は多いはず。さらにネズミは病原菌を運ぶ有害な生物であるため、食品の安全性も気になるところです。

このようなネズミによる食害を確実に食い止めるためには「予防」「駆除」の両面から対策を行うことが重要となります。

そこで当記事では「お米のネズミ対策」にフォーカスし、ネズミの侵入予防に有効な「保冷庫」やネズミの駆除方法について解説していきます。

大切に保管している食品を廃棄処分にしないためにも、ぜひ最後まで記事を読んで対策を行ってください。


\日本有害鳥獣駆除・防除管理協会加盟/

目次

ネズミによる米への被害

ネズミは鋭い歯を利用して簡単に米袋を破ることができます。その穴から小さな体を潜り込ませて、中の米を食い荒らします。

もしも袋に穴が空いていて、ネズミが侵入した様子があったならば、その米は廃棄せざるを得ないでしょう。

その理由はネズミが触れた米には様々な病原菌が付着するためで、人体に悪影響を及ぼす可能性があります。また汚れや糞尿による臭いも移行するので袋ごと廃棄する必要があるのです。

ネズミの被害は大きな経済的損失につながるため、事前にしっかりと対策をおこなうことが重要です。く

ネズミ被害を予防する3つの対策

ネズミ被害の予防は以下の対策が有効です。

  • エサをなくす
  • 巣をなくす
  • 侵入経路をふさぐ

ネズミを寄せ付けないためにはエサとなる食品をなくすのが最適ですが、現実的には不可能であるため、食品を放置せず密閉容器に保存するようにしましょう。

基本的にネズミは「エサ」のニオイを察知しながら活動します。嗅覚が非常に発達しており、その能力は犬の300倍以上だとも言われています。そのためニオイを拡散しない対策が重要となるのです。

また、ネズミは安全で快適な「巣」を求めて家屋に侵入します。巣作りに必要となる段ボールや新聞紙、布製品を放置しないようにすれば、ネズミが居座ることを予防することができるでしょう。

ネズミは「ラットサイン」と呼ばれる痕跡を残すので、それを辿り侵入経路を特定することも可能です。隙間や穴をふさいでネズミの侵入そのものをブロックすれば被害を大幅に減らすことができます。

特に「お米」のネズミ被害予防においては保冷庫や保管庫への活用が有効です。ニオイの拡散を防ぐだけでなく、物理的にネズミの侵入を防ぐことができるので効果的な対策となります。

保冷庫がネズミ対策に効果的な理由

画像:Amazon

保冷庫は米の鮮度を長期間保ち、品質の劣化を防ぐために利用される冷蔵庫の一種です。

一般的な冷蔵庫と異なり米の保存に適した湿度の維持や調整ができるように設計されています。

ネズミ対策として導入されることの多い保冷庫ですが、その理由は以下の2点が挙げられます。

  • 機密性が高くネズミの侵入を防ぐことができる
  • 米の鮮度を保ち臭いの発生を防ぐことができる

ネズミはその小さな体と柔軟性を利用して狭い隙間からも侵入することが可能ですが、保冷庫は密閉性が高いので侵入することができません。

また冷却状態に保つことで、米の酸化を防ぎ、ニオイの発生を最小限に抑えることができます。

保冷庫はネズミ対策に非常に有効であり、長期間に渡ってお米をおいしく保つ効果もあるので、大量にお米を保管している家庭では必須アイテムだと言えるでしょう。

お米は臭い移りがしやすい食品なので、ネズミが嫌う匂いを発する「忌避剤」を使うよりも、保冷庫や保管庫で物理的に密閉するのがおすすめです。

保冷庫の選び方

保冷庫のサイズと容量

保冷庫を選ぶ際、まず考慮すべきはそのサイズと容量です。保管する米の量や設置するスペースに応じて、最適なサイズを選ぶ必要があります。

様々なサイズが市場には存在しますが、容量が大きすぎると無駄なエネルギーを消費することになりますし、小さすぎると米を十分に収納できません。バランスを考えた選択が求められます。

保冷庫の機能と性能

画像:Amazon

保冷庫の性能を評価する際には、温度管理機能、湿度調整機能、エネルギー効率などが重要な要素となります。

適切な温度と湿度を維持することは米の品質を保つ上で非常に重要です。また長期間使用する製品であるためエネルギー効率の良いモデルを選択することは、ランニングコストの削減にもつながります。

価格と維持費

保冷庫の価格はモデルによって大きく異なります。初期投資だけでなく、運用コストも考慮する必要があります。

高価なモデルほど高機能であることが多いですが、必要以上の機能により余分なコストがかかることもあります。

自分のニーズに合った機能を持つモデルを選ぶことが、コストパフォーマンスを高める鍵となります。

低予算でネズミ対策をおこなうならば、保冷機能がない「保管庫」の購入も選択肢の一つです。

おすすめの保冷庫3選

白米の保管なら「静岡製機の保冷米びつ」

静岡精機の「愛妻庫」は、家庭内で精米したてのお米を最適な状態で保存できる保冷米びつです。

この米びつは、約15℃の最適な低温で保冷し、酸化を抑えながら鮮度と美味しさを保持することができます。また、機密性があるためネズミの侵入はもちろん害虫の侵入や発生も防ぎます。

幅30cmのスリム設計により狭い場所にも簡単に設置でき、置き場所を選ばないことも魅力の一つです。

保冷米びつを導入すればネズミ被害を抑えるだけでなく、いつでも美味しいご飯を楽しむことができるはずです。

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玄米の保管なら「アルインコの玄米保冷庫」

アルインコの「LHR」シリーズは玄米の保冷専用に開発された低温貯蔵庫です。

2012年製の同一モデルに比べて約20%の省エネ効果を実現。庫内の温度設定は7℃から15℃まで調整可能で季節ごの温度調整も自動で制御します。

30kgの米袋が4袋入る小型サイズから、21袋入る大型サイズまで4種類の大きさを選ぶことができます。

米農家のネズミ対策に必須のアイテムだと言えるでしょう。

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コストを抑えるなら「エムケー精工の米保管庫」

冷蔵装置のある保冷庫は高額であるため「予算が足りない…」という人もいるでしょう。

そういった人には保冷機能がない「保管庫」をおすすめします。

エムケー精工から発売されている「こめっ庫」は湿気や害獣から米を守るために開発された保冷庫です。

断熱材と防虫パッキンで内装が強化されており、絶対にネズミが入ってこられません。

さらに、耐久性の高いアルミ亜鉛合金メッキ鋼板を使用した換気ファン付きモデルや高性能な除湿機能を持つモデルも選べ、家庭の保管環境や条件に合わせた最適な選択が可能です。

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保冷庫導入時の留意点

設置場所の選定

保冷庫を設置する際には、場所の選定が重要です。保冷庫のサイズと、その設置スペースの寸法を確認し、適切な場所を選ぶ必要があります。

また、保冷庫は温度変化が少なく、湿度がコントロールされた環境で最も効果的に機能します。直射日光や熱源、湿度の高い場所は避け、安定した環境で使用することが推奨されます。

維持管理のポイント

保冷庫の効果的な運用と長寿命を保つためには、適切な維持管理が必要です。

定期的な清掃とメンテナンスを行うことで、保冷庫は最適な状態を維持し、米の品質を守り続けることができます。

具体的には、内部の湿度トレイの清掃、ドアシールの点検、温度と湿度設定の確認などが挙げられます。

また、不具合が発生した場合は、早期に専門のサービスに依頼することが望ましいです。

ネズミの駆除はプロの業者に任せよう

保冷庫や保管庫の導入によってネズミの食害を未然に防ぐことができますが、一方で根本原因を叩く駆除対策も必要です。

ホームセンターなどで粘着シートネズミ駆除剤が販売されていますが「早く確実に駆除したい」というならばプロの駆除業者に任せるのがおすすめです。

屋根裏や床下など人間の侵入が困難である場所も、専門業者ならば手際良く作業を行なってくれます。

消毒などもあわせて実施してくれるので、相談してみてはいかがでしょうか。

おすすめの害獣駆除業者

関東・関西・東海・中四国・九州の害獣駆除ならば「害獣BUZZ」がおすすめです。日本有害鳥獣駆除・防除管理協会に加盟しており「安心・安全・高品質」な施工に取り組んでいる安心の優良業者です。

現地調査や見積もり、出張費などが無料であるため、まずは概算見積もりを依頼してみると良いでしょう。

糞尿による臭いの除去や除菌など、屋根裏や床下に潜り込んでおこなう作業は、素人には難しいものです。

手がつけられないようになる前に、専門家に相談してみることをおすすめします。

\日本有害鳥獣駆除・防除管理協会加盟/

この記事を書いた人

「害虫獣駆除の教科書」編集部

当サイトでは筆者が害虫や害獣に関わってきた知見をもとに、その駆除・予防などに役立つ情報をお届けしています。図解やイラストなども交えてわかりやすく解説することを心がけております。厄介な害虫獣に困っている人に対して、解決の一助となりましたら幸いです。

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